eye to eye with the whale ブライアント・オースティン 写真展 クジラと見つめあう 〜クジラをめぐる新しい物語〜

2010年12月9日(木)〜12月18日(土) テンポラリーコンテンポラリー(東京・月島) 入場無料

ブライアント・オースティン


プロフィール

ザトウクジラ、マッコウクジラ、ミンククジラなどの実物大の写真制作を専門とする気鋭の自然派フォトグラファー。これまでに南太平洋のトンガ王国、カリブ海のドミニカ島沖、オーストラリア北東部沖に広がる太平洋などを訪れ、数週間から時に数カ月の時間をかけて撮影活動を行ってきた。次のプロジェクトでは、日本の海域での撮影を検討している。スペイン、ノルウェー、チリといった国々で開催されてきた写真展は話題を呼び、特にノルウェーでは2日間で2,000人にも及ぶ観客動員を達成した。


動画 〜実物大写真の制作〜

動画 〜クジラの撮影〜

インタビュー

─ クジラの撮影を始めたきっかけは?

撮影をスタートしたのは1994年頃です。当初はもっぱら水上から撮影していましたが、波や水柱のせいでクジラの色や細部の表現が損なわれてしまうこともあり、どうしたらうまく海中で撮影できるものかと思案していました。それから10年後、トンガでシュノーケリングをしていた時に1匹のザトククジラの子供が私に近づいてきました。私は彼の尾に打たれるのではないかと心配しながらも、とっさにカメラを向けました。そしてその数秒後、私は人生のターニングポイントとなる決定的な経験をしたのです。振り返ると私のことをじっと見つめている母クジラがいて、彼女は巨大な胸ビレを私の肩に触れるようそっと置きました。自分が母クジラと子クジラの間にいることを、優しく知らせてくれたんですね。私は気づくと感動で震えていました。この親子クジラとの出会いこそが、クジラの写真を撮影する方法を見つめなおす、決定的な瞬間となりました。

─ クジラを撮影する際に、もっとも気をつけていることは?

安全が第一です。 等身大の写真を撮影する時、私は腹這いになってじっと動かずにクジラのそばに浮いています。それによって自分の危険性は最小限にとどめることができますし、クジラはよりダイナミックに私の周りを動くことができるのです。

─ 具体的な撮影の手法を教えてください。

すべてシュノーケリングです。重要なのは、被写体への近接性ですね。3カ月ほどの時間をかけて、私はクジラが回遊している場所へ出向き、撮影対象となり得るクジラを探し出します。そしてそのクジラが2メーターほどの至近距離に近づいてきて初めて、撮影を開始します。 この距離で撮ってこそ、クジラの本来持つ色と細部を忠実に再現する写真ができあがるのです。

このページの先頭へ

The Beautiful Whale Projectとは

お電話でのお問い合わせ

写真展/シンポジウム事務局 03-3230-3597 [受付時間:平日10:00〜17:00]